東日本大震災ボランティア活動報告 その22011/05/18 更新

写真左は被災状況の一部で、木が根こそぎ倒されています。根っこは海側、幹は陸地側を向いています。
写真右の建物は多分松島かんぽの宿。表面は使えそうですが、内部は全損になっているのでしょう。不気味な感じで近寄ることができませんでした。

根こそぎ倒されている木 ※画像クリックで拡大表示
表面は使えそうですが... ※画像クリックで拡大表示



ボランティアの心得をのべておきます。
1)旅費交通費から宿泊費、食事代など費用のかかることはすべて、自己負担が原則。
2)現地調達はないと思って行く。たとえば水、寝袋など。
3)鍼灸治療は医療人として被災者の方がたのプライバシ-は最大限配慮をする。
4)施術にあたっては、
・被災者の方の心身に十分に配慮をして何を求められているかを考慮しながら節度を持って行う。
・軽い刺激を施す。
・日常的な自分流の施術を固守はしない。
・自分(団体組織も)のPRはいらない。
・被災者(地)に同化しない。ボランティアはボランティアであることの自覚を持つこと。
・治療時間は20分〜30分位で。なるべく一瞬でもとろんと眠られるような施術が望ましい。
・そして脚を伸ばしてお休みできるような配慮は喜ばれます。
・会話はその方に合わせて適切に行うことが大切です。

以上経験の中からまとめてみました。ご参考になれば幸いです。